March 8, 2011 8:17 am
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M邸工事完了致しました。 今回は「和」をコンセプトに作りましたのでご覧ください。 まずは外観の様子です。 この時期は雨や雪が多いので暖かくなる春頃にペンキを塗ります。 縁側の様子です。 春は庭にある素敵な桜の木を楽しみ、夏はスイカや花火を楽しむ事ができます。 日本式の土間を裏玄関へ設けました。 裏玄関を抜けたところの主寝室です。 主寝室の奥には広い収納部屋を設けました。 主寝室から裏玄関へ向かう廊下。 廊下の右手にある洗面室。 既存の建物のイメージを保ちつつ少しモダンに仕上げました。 余ったカウンタートップの材料でお客様へキッチンアイランドをプレゼント。 大変、喜んで頂きました(^^) 洗面室の右の引き戸を開けたところはトイレ。日本人必須のウォシュレットを設置。 洗面室の左の扉は今回の目玉の日本式お風呂。 床と立ち上がりはタイルにし、壁、天井は全てレッドシダー(杉)使用。 お風呂もレッドシダーを使用。日本の風呂職人に作っていただきました。シダーの保護材としてシダーの香りを保ちつつ、健康にも良い防水・撥水効果を持つ特殊な木材保護材を使用。施主様のご両親がわざわざ日本から持って来て下さいました。 日本と同じように湯沸し器を使用。湯沸し器はお風呂専用となっています。既存のウォーターヒーターを使うことなくお風呂を温められるので電気、ガス代節約です。お水を溜め、湯沸し器を点火しお風呂に入れます。 杉の良い香りがお風呂場にめいっぱい広がり今にも入りたくなってしまいます! お風呂から出た後は保温のための蓋をします。これは風呂職人よりプレゼント! 今回は本当に日本を思わせる工事になりました。 工事内容はもちろん、日本式の土間、縁側そしてお風呂。 大変やりがいがありました。 ご主人・奥様、施主様のご両親、建築家(GM STUDIO 松原さん)、風呂職人(杉山さん)皆さん全員日本人でお風呂の搬入の日の光景は日本にいる気分でした。 日本人がこうして皆で力を合わせて良い空間を作り出すのはすごくいいものです! 最終日にお客様から素敵な手紙を頂き、これからの宝物にしていこうと思います。 この仕事をしていて本当に良かったと心底、思いました。 そして、これからもより一層頑張っていきたいと思います! ありがとうございました!!
November 27, 2010 9:00 am
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大自然に囲まれ素敵な自宅。 しかし、サンルームは夏はサウナ、冬は冷蔵庫状態。自然と光を失わず、快適な空間を作りたいとの依頼です。 既存より1.5メートル前に増築します。 改築前の外観の様子 解体 根掘り 基礎工事 木工事 外壁 増築した形跡を残さぬよう、うまく既存の色と合わせてペンキを塗り増築完了です。 室内完成の様子。 光を失わないよう4枚パネルドアや天窓(スカイライト)を設置。 足りない光を補うためライトを多く設置。 正面の大きなドアは全て開き、風を中を送り込めるようにしました。 次に、デッキの改築。 既存のガジーボだけ残し、デッキを全て解体。 新しいデッキの木工事。 ステージの様なデッキを作りたいと言うお客様の要望に応え、4枚パネルドアを開けたところのデッキを曲線にしました。 耐久性とメンテナンスに優れたTREX材をデッキ材に使用。 デッキ材を一つ一つ加工し、 上からビスが見えないように取り付けます。これによってビス穴から水の浸入を防ぎ、デッキの耐久性が向上します。 次に階段の取り付け。 デッキの完成です。 側面に化粧板を取り付けます。 手摺取り付け。 最後にワイヤーを通し、完成。 ワイヤーを入れることによってモダン且つ、自然のデッキに仕上がりました。 舞台のようなデッキですね!
November 20, 2010 5:21 am
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今回の工事は主寝室の増築依頼です。コンセプトは「和」。増築された主寝室へは日本式のお風呂、洗面台、トイレが付き、日本式玄関である土間も付きます。 解体前の様子です。ここから庭に向かって増築していきます。 以前洗濯室であった箇所の解体も無事済み、洗濯機と乾燥機が工事完成まで仮で設置しました。 解体後、新たに付くお風呂やトイレなどの配管を取り付けます。 基礎工事の様子。増築部分と既存の床が正しく繋がるようにコンクリートの高さを合わせていきます。 土間の高さを合わせていきます。 基礎工事が無事に済み、大工工事に入りました。 床を支える根太を流していきます。 壁を立ち上げていきます 内装の壁を作っていきます。 お客様は将来2階への増築も考慮中なので、屋根を平らに作り、床パネルを張り、その上に傾斜を作り屋根を完成させました。これでお客様は増築した際に内装の解体が最小限に済むようになります。 窓を取り付け、屋根も完成し防水シートを張っていきます。 外壁はセメントとセルロースファイバーでできたハーディーボードを使用。 セルロースファイバーは天然の木質繊維のことで断熱性に優れています。セメントと融合する事によって、外壁を害虫から損傷されることを妨げ、耐久性も高まります。最低50年は持つと言われています。耐火性にも大変優れているので住宅保険も下がります。
November 18, 2010 1:08 am
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正面 裏 2階へ上げるための屋根解体開始 解体途中 屋根が完全に取り払われ、ここから大工工事が始まります 2階へ通じる階段 二人が行き違っても邪魔にならないように幅を十分に取りました 2階部分は全て硬く強度がある松の木を使用 屋根材が現場に到着し、残りの屋根を完成させます 屋根完成 内装の大工工事も完成し、 大工工事完了です 大分、形になってきました 建物全体に外壁を張る前に防水シートを張っていきます 建物の横の様子 屋根、外壁完成の様子 電気工事 水道は全て体に優しいPEX材を使用 床周辺、窓などあらゆる隙間に断熱材を入れていきます Drywallの様子 Drywallが終わりペンキを塗ってきます 2階部分に床暖房を入れ、 その上から防音シートを張り、一階への音を遮断します 床材はバンブー材を使用 主寝室完成 一階バスルーム 主寝室バスルームはお風呂とシャワーを一体化させモダン且つ日本式にしました。 床材を階段へ張り一体感を保ちました 外装完成の様子 デッキ下部分 裏の様子 正面
October 7, 2010 7:20 am
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今回は屋根の改造の工事です。 早速、Before&Afterをどうぞ! Before After Before After Before After Before After After
September 7, 2010 3:55 am
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今回は古いバスルームの全面改装工事です。それでは、Before & After をどうぞ。 Before After Before After Before After Before After
August 16, 2010 7:39 am
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それでは、新築最後の施工完了です。 どうぞ! 外装 まずは外観です。外壁にセメントとファイバーグラスでできたHardie材を使用。Hardieは通常の木よりも耐久性があり、雨の多いシアトルには最適です。 デッキの手摺はブラジルの最硬質材のIPE(イペ)とCable Wireを使用し耐久性、デザイン性に優れた形にしました。 外階段はコンクリート打ちっぱなしにし、モダンな形に仕上がりました。 全ての窓を大きくすることによってモダン且つ多くの光を取り込めることが実現しました。 内装 Media Room-Basement お客様や友人とお酒を楽しむためにミニバーを取り付け、映画鑑賞を楽しむために6つのスピーカーを設けました。 コンクリートの上に床暖房装置を取り付け、床にはバンブー材を使用。 Bedroom 1-Basement 全てのバスルームはモダンなホテルをイメージしたデザインにしました。 Main Entrance 建物の顔となる玄関は通常より大きなドアを設置し擦りガラスを入れることによって目立つ玄関になりました。 Entrance Hallway 玄関を吹き抜けにし、開放的な空間を設けました。 Living Room-Main Floor リビングルームはキッチンとの仕切りを無くし一体化を実現。 Kitchen-Main Floor モダンなスタイルのキッチンアイランドを設け、天井いっぱいのCabinetをつけ収納力を高め、全ての引き出しへはSoft Closing機能を取り付けました。また、BackSplashは全面ガラスにしました。 Dining、Entertainment Room-Main Floor ダイニングエリアと多目的スペースを区切らず自由な設計にしました。 Powder Room-Main Floor Staircase/Main-Top Floor Bedroom 2-Top Floor Bedroom 3-Top Floor Hallway-Top Floor Master Bedroom-Top Floor Master Bedroom Walk In Closet-Top... View Article
August 8, 2010 7:43 am
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今回はお客様が日本人ということもあり日本式に上棟式を行ないました。 お客様の友人、ご近所のかた、親戚など様々な方がいらっしゃいました。 上棟式とは、建物の守護神と匠の神を祀って、棟上げまで工事が終了したことに感謝し、無事、建物が完成することを祈願する儀式。 それでは、上棟式の様子をどうぞ。 まずは祭壇を作り、海の幸や山の幸などの供物を飾ります。 次に建物の四方へ塩を盛りお酒をかけます。 これによって建物を災難から護ります。 次に家の祈願や工事中の安全を願った上棟棒を設置します。 そして最後に大工さん、工事関係者、お客様、ご近所の方や親戚の方との交流もこめて一緒にお食事やお酒を交わします。 この日は夜遅くまでお客様とお酒を交わし、大変良い時間を過ごさせていただきました。 次回はついに完成編です。 お楽しみに!
June 19, 2010 9:36 am
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土台作りが完成したのでここから本番の上棟です!! まずは地下部分の様子です。 続いて一階の床の根太を流します。 その間、玄関へ通じる階段を作ります。 一階の床が終わったら次に壁を立ち上げていきます。 次に最上階を作ります。 ここまで全て手作業でしたがさすがに膨大な量の材木を手で上げるのは困難だったため重機を使います。 アメリカならではの便利な重機です。 材料を上に上げて一気に建てていきます。 そしてFraming完成です!! 形になってだいぶ家らしくなりました。 無事上棟が終わり、建ててみると予想以上に大きいと感じました。 この大きさの上棟では自己最高記録の1ヶ月と1週間で仕上がりました。 では、次回は日本式に上棟式の様子です。 お楽しみに!
June 18, 2010 6:18 am
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さあ、木工事の前に土台作りです。 まずは材木搬入。興奮してきます! アメリカだと普通はここでバンバン基礎の上に家を建てていくのですが、僕はここで一つ日本の工法を取り入れました。 特注で注文した銅版を基礎天板に取り付けていきます。銅版を基礎と土台の間に入れることによってシロアリなどの害虫を家から守れます。 木造住宅の弱点は基礎周りなのです。土台が基礎コンクリートと接する部分が木材腐食の繁殖で傷み、家屋の耐用年数が短くなります。「銅板基礎 パッキン工法」は銅板に殺菌・抗菌作用があることを応用し、木造住宅の基礎回りの木部の下に銅板を敷設し、その緑青効果によって土台を腐朽 菌から守り、耐用年数を大幅に向上させる建築工法です。 密かにアメリカにこれを普及させて行きたい野望があります。 最高なのは基礎天板全体に被せることなのですが予算の都合で出来ませんでした。。 でも、効果としては充分発揮できるので良しとします。 代わりに土台と銅板の間にシリコンを充分に流し、水に強い注入材(Pressure Treated)の土台を取り付けて土台の完成です!! 次回はいよいよ本番!木工事(Framing)です!! お楽しみに!